ABEMAで映画『ザ・ミソジニー』(2022年、高橋洋監督)を視聴した。 女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は一夏借りた山荘で、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのはある謎めいた母親殺しの事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共にやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める….。 高橋洋版『事故物件』。 冒頭は怖かったんやけどなぁ…。現実と虚構を行ったり来たりして前衛劇を観ている様だった。高橋洋監督は常に恐怖描写を更新して怖がらせてくる。そして、観終わった後に此方の心に何がしか…