しおた・あきひこ(1961〜) 映画監督。脚本家。リスト::映画監督
1961年9月11日、京都府舞鶴市生まれ。立教大学在学中より黒沢清監督らと自主映画の製作を始める。83年『ファララ』で「ぴあフィルムフェスティバル」に入選。その後、故・大和屋竺のもとで脚本を学び、91年脚本家として独立。96年にはビデオ映画『露出狂の女』を監督。
★★☆☆☆ あらすじ 阿蘇山周辺で死人がよみがえる怪現象が発生し、地元出身の官僚の男が調査のためにやってくる。 www.youtube.com 草彅剛、竹内結子、長澤まさみ、柴咲コウら出演、塩田明彦監督。126分。 感想 死んだ人が続々と甦る謎の現象を調査するため、熊本にやってきた地元出身の官僚が主人公だ。 前半は調査する主人公の様子と、蘇った死者とそれを迎えた関係者のエピソードが描かれていく。ただ、どちらも描き方が中途半端で、怪現象の謎を解きたいのか、死者と生者のヒューマンドラマをやりたいのか、物語の方向性が定まらない。さらには、「黄泉がえり」と関係があるのかないのか分からない主人公とヒロイ…
“春画先生”と呼ばれる変わり者で有名な研究者・芳賀一郎は、妻に 先立たれ世捨て人のように、一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力 に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。やがて芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き 妻の姉・一葉の登場で大きな波乱が巻き起こる。それは弓子の“覚醒”のはじまりだった―。 (Prime Videoより引用) 監督:塩田明彦 出演:内野聖陽/北香那/柄本佑/白川和子/安達祐実 春画先生 内野聖陽 Amazon いや〜面白かった。 しかし、それと同時に、うーむ、なんか怒ら…
★★★★☆ あらすじ カフェで働く若い女は、席で春画を見ていた怪しい客に、興味があるなら家に来るようにと名刺を渡される。 www.youtube.com 北香那、内野聖陽、柄本佑ら出演。塩田明彦監督。114分。 感想 春画にハマった若い女と研究者、「春画先生」との物語だ。楽しい感じで春画の面白さをふんわりと伝えるだけかと思っていたら、どんどんとディープな内容になっていった。 春画と日本人 濱中博久 Amazon 興味本位でやってきた主人公に、早い段階で「セックス」と言わせてしまうことで、その辺をぼやかさずにちゃんと描いていくよという宣言になっている。主人公は春画の魅力にのめり込んでいくとともに…
性表現の自由のために戦った大島渚は、性は人間の生に根差しており、それを描くことは、人間性そのものを追求する行為だと考えていた。細密な描写、繊細な色使い、構図の工夫といった芸術的な価値のみならず、人間を生き生きと、ユーモアをもって描いた春画が世界の人たちを魅了するのは、性をタブー視することなく愉しむ「江戸の自由」をそこに見いだすからだ。すべての倒錯を肯定する春画偏愛映画。 映画『春画先生』公式サイト
【神秘とは何か】 塩田「「すべては神秘に始まり政治に終わる」っていう印象的な言葉についてはいかがですか?」
【光の恐怖 (2)】
劇作家(中原翔子)に、洋館に呼ばれた女優(河野知美)。彼女は劇作家の夫を略奪した過去があった。母を殺す役を演じるうちに女優はおそろしい疑惑にとりつかれていく。
「春画先生」2023年10月18日(水)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後3時35分より鑑賞(シアター2/d-9) ~禁断の春画映画。エロでおおらかでハチャメチャなラブコメ 10月21日(土)に日比谷野外大音楽堂に出かけてきた。国際反戦デーの集会ではない。伊藤蘭のコンサートだ。今年のツアー最終日にふさわしい素晴らしいコンサートだった。観客の熱気もすごかった。私も思いっきりペンライトを振って声を上げた。終演後の夜風が心地よかった。 それとは関係なく、今日取り上げる映画は「春画先生」。春画といえばエロな浮世絵、と思っていると大間違い。近年は、その芸術的価値が見直されて注目を浴びているらしい。…
江戸文化の裏の華で“笑い絵”とも言われた春画。その研究者である芳賀一郎は、変わり者として知られていた。彼に偶然出会った弓子は、春画の世界の奥深さにすっかり魅せられ、芳賀に恋心を抱くようになる…。 youtu.be 映画『春画先生』は、塩田明彦が原作・脚本・監督を務め、内野聖陽が芳賀、アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の北香那が弓子を演じ、柄本佑、白川和子、安達祐実等ががっちり脇を固めた想像の上を行く偏愛コメディだ。 映倫審査でR15+に指定され、商業映画としては日本映画史上初めて無修正の浮世絵春画がスクリーン上映される作品となった。 目次: 映画『春画先生』作品情報 映画『春画先生』あらすじ …
封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは九割ほどと盛況。 無修正の「春画」が画面に大写しになることから「R15+」指定なのだと思っていた。 「永青文庫」で開催された”春画展”は観ていないものの、例えば「藝大」での展覧会では「春画」もさりげなく並んでいたりする。ほんの少しの注意を添えて。 もっとも、現代アートに於いて例えば”会田誠展”では囲われた一角の入り口に、その旨の注記があったりするのだが。 とは言え、本作、ちゃんとカラミのシーンもあるので、合わせ技での指定とのことか。 監督の『塩田明彦』は直近では〔さよならくちびる(2019年)〕が快作。或いは〔黄泉がえり(2003年)〕がヒット作…