旅行に行くと、決めていることがあります。 一つは、その土地の資料館に行ってみること。小さな資料館でもその土地のことを知ることができます。本当に面白いと思います。 もう一つは、そこの酒造に行ってみること。 優劣の問題ではないのですが、ワインを愛する人から言われたことがあります。 ワインの歴史と世界的な広がりに比べたら、日本酒は全然大したことはない。 それが正しいかどうかを論じるつもりはないのですが、私は、日本酒の良さは確かにあると思いますし、大好きです。 初めて日本酒の良さに気づいたのは、出張で寒い時期に富山に行ったとき。 地元のチェーンの居酒屋でなんとなく刺身と熱燗を頼んだら、これがびっくりす…