2024年6月29日(土)JR島本駅前は、楠木正成が足利尊氏率いる軍勢を迎え撃つべく京を発った時、息子と別れた場所として知られています。またこの地は、西国街道の宿駅(桜井駅)としても栄えました。水無瀬神宮に向かう前に、桜井駅跡の記念館(現・資料館)と史跡公園を訪れてみました。 旧麗天館の建物島本駅を出て右手にたっているのが、1941年に桜井駅跡の記念館「麗天館」として建てられた建物です。当時、大阪財界の重鎮だった一瀬粂吉がこの地を訪れた際に楠木父子の忠孝に感激して、有志とともにこの記念館を建てたそうです。それが現在、島本町歴史文化資料館として町の歴史史料を展示する施設となっています。 昭和初期…