湾岸地域の空き地は減ったが、緑地が整備されたためか、歩いているとよく遭遇するのがニホンカナヘビ。その度に子供の頃にヘビやトカゲと出会ったときの気持ちが蘇ってくる。子供の頃はトカゲよりヘビの方がずっと出会う機会が多かったのだが、流石にここではヘビは見ない。ニホンカナヘビは東京都と千葉県でレッドリストの準絶滅危惧相当の指定を受けているようだが、私の周りでは妙に目につくのである。日本の固有種で、鼻先から尾の先端までの全長は16 - 25cm程度。尾は長く、全体の2/3を占める。 「カナヘビ」は正式には「ニホンカナヘビ」で、カナヘビ科に属する爬虫類で、ヘビではなくトカゲの仲間。小型で茶褐色の体に非常に…