日本ほど英語教育で侃々諤々とやっている国はないのではないかと思う。英語に熱心なのは韓国も一緒だが、かの国は英語を学ぶということにあまり異論がない。方法論にはいろんな意見があるかもしれないが、「学ぶべき」「やるなら早期に」ということで一致しているように思える。 日本の場合、早期英語教育に反対とか4技能云々だとか、導入時期や学習法など細部にさまざまな議論がある。けど、保護者は、韓国と一緒で、すごく期待感を持っていると思う。この本はいまから15年前に刊行されたのだが、読んでみると、小学生英語が始まってしまった(著者たちも、自分も反対の立場)という事情以外はいまでも通じる話になっているように思う。「声…