ASDなおばあさんは自分のポジションを生かそうと未だ学び中です。自分が辿ってきた幼稚で単純で失敗の多い一人よがりに過ごした時間を振り返っています。何しろ発達障害と幾十年も共にいるのですから、それを整理しています。 この一人ひとり異なった出方のある偏りのある一人であることは、幼い頃から失態の度にそれとなくは感じてはおりました。時には異なりによって生かされて来たこともあります。またある部分では苦しみ迷い、コントロールが効かず、はた迷惑であったことです。この頃漸くメンタルヘルスや死について雑誌などでも話題にされるようになりましたが、こうした話題はできなかったし、今も話しにくいです。 中央公論 23,…