物理学者。 京都一中(現・洛北高校)などを経て京都帝国大学卒。 原子核の中で、陽子と中性子を結び付ける「中間子」という粒子の実在を予言した。 中間子は後にアンダーソンらによって発見され、この功績が認められて1949年に日本人として初めてノーベル賞を受賞した。
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講談社文芸文庫「湯川秀樹 歌文集」(細川光洋選; 2016年)を読んだ。一読わかったことは、ノーベル物理学賞受賞の大物理学者は深い学識を持つ文人であり一流の歌人でもあった、ということである。 まず、その生い立ち。父上は東大卒の地質学者小川琢治京大教授であるが、彼の父親、すなわち湯川の祖父は南紀田辺藩の儒者浅井南溟。母型の祖父、小川駒橘も漢籍の素養があり、この祖父から秀樹たち孫は修学前から漢籍の素読を教わった。読んだものは、大学、孝経、論語、孟子から始まって、学校時代には十八史略、史記、春春秋左氏伝といろいろと習ったらしい。最初はちんぷんかんぷんだったが不思議にもそのうち意味が分かってきたという…
「自然は曲線を創り人間は直線を創る」 湯川博士の名言の一つ. この言葉からどのように想起するかは人それぞれですが、 自分がこの言葉に接したときは、 自然の偉大さ 人の矮小を謳っているのだろう、と感じました. 人が発する言葉に含蓄がないのは、言葉の源となる思考が直線的だからではないだろうかと思った次第です. どうも人は物事を単純化することには長けていますが、それでは自然界のほんの一部、いや一部も説明しきれていない気がします. そんな偏見を抱いているせいか、人の発言というのがどれも矮小的に思えてなりません. アナリストの分析、評論家の評論、専門家のアドバイス、どれも線形予測から導いた解です. 専門…
私どもは、明日進むべき道を
先生に教えられた通りに、
一日生きることは、
物理を語るには物理を知る必要がある、黒豆柴です。 本日は「湯川 秀樹博士」について調べてみました。 日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。 アイデアの秘訣 一歩進むこと π 中間子の存在を予言 強い相互作用 予言が確かめられた π 中間子 大統一理論 陽子崩壊 アイデアの秘訣 日本人として初めてノーベル賞を受賞したことで知られる 湯川 秀樹博士の名言をご紹介します。 湯川 秀樹(物理学者 / π 中間子を予想) アイデアの秘訣は執念である。 いい考えやアイデアが浮かぶタイミングは人それぞれです。 …
----------------------------「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」 (湯川秀樹)---------------------------- 人生は一日一日の積み重ね。 当たり前のように訪れる一日という日以下に有意義に生きるか、を考えるべきなのは、分かっていてなかなかできるものではありません。 有意義に生きるためには、目標を持ち、目標達成のための行動をしていくというのも一つのやり方かもしれません。大きな目標でなくても良いです。資格取得でも良いし、ダイエットとか、体力向上とか、何でもいいんでしょうね。 たとえ、目に見える進捗がなかったとしても、目標のための行動をし…
平日朝に Twitterでお届けしている「#心に響く言葉」 ここでは、月~金5日分をまとめたものをアーカイブしています 偉人たちの言葉とともに、ユウキタカヒロ個人の感想や教訓としてその言葉に触れて感じたこと、思ったこと、活かしたいことなどを記しています。 2023.8.14 井上 靖 |小説家 2023.8.15 マハトマ・ガンジー |宗教家・政治指導者 2023.8.16 スティーブ・ジョブズ |起業家 2023.8.17 ピタゴラス |数学者 2023.8.18 湯川 秀樹 |物理学者 2023.8.14 井上 靖 |小説家 ― つい他責にしていないか? たとえ今うまくいっていなくても、前…
2011年2月号掲載 毎日新聞ローマ支局長/藤原章生(当時) 昨年2月3日、森一久さんが亡くなった。ローマに暮らす私はしばらくたって、それを知った。海外暮らしで残念なのは、人の訃報に接した時だ。死に目に会えなかったのもあるが、日本に住んでいれば、その後も会えた、そして、もしかしたら、その交流で、その人がもう少しは長生きしたかもしれないと思うからだ。そして、こんなに早いなら、なぜ電話をしなかったのか、と悔いが残る。 森さんの訃報は小さくだが、ネット上に流れた。「weblog 死亡欄」というページにこう記されている。 <元日本原子力産業会議副会長の森一久、肺炎で死去、84歳。1926年広島生まれ。…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ようやく湯川秀樹との長い対談を読み終える。 結局のところ、池田晶子が埴谷雄高との対談で言っていたように、科学者は認識的な考え、存在の神秘性に対する考えが足りないのかもしれないと感じた。 執行草舟氏が言うように、現代は神なき時代であり、逆に人間が神になろうとしている、あるいは神だと思っている傲慢さのようなものがある…
11月の「幸福塾」のテーマは「座右の銘」。 座右の銘とは何か。はげまし・なぐさめ・いましめ。200人近い人物の座右の銘を紹介。政党の党首の座右の銘。座右の銘をテーマとした書籍の紹介。 少し詳しく紹介した人物とその座右の銘:中松義郎。大橋巨泉。宿沢広朗。山本周五郎。松井秀喜。司馬遼太郎。山崎豊子。大平正芳。湯川秀樹。城山三郎。林望。塩川正十郎。西郷隆盛。木原明。高野悦子。仲野徹。田沼武能。童門冬二。宇野修。小沢一郎。 座右の銘は、その人物の生涯とからめて理解したい。 数を増やす。時代順。男女別。名言との対比。、、、、、 以下、塾生の学び。 久恒先生、みなさま、本日もありがとうございました。今回は…
投稿 178 「泉谷しげる」 グロムイコに眠い…そして…マイケル・ジャクソンは帰ってしまった。喜納昌吉&チャンプルーズを見そびり、スタイリスティクスを見のがし、サルバトーレ・アダモも見に行けなかった(ガンズはもともと見るつもりがなかった)。 で、“泉谷”である。泉谷といえば、今やWOWWOWでCCガールズのかたわらにたたずみ、焚き火の火をベニヤで煽っているだけのただの“泉谷ジジイ”として、お茶の間で広く親しまれている (というより“富田靖子”の親父として有名かもしれない…いや、一時期、泉谷の出てるそういうテレビドラマをやってたんですよ…悪かったな、そんなの見てて)が、実はその昔、“フォークの神…
こどものわたしに似ているところ たべものにかぶりつく時、 目と鼻の間にグワッとシワがよる。 わたしは小さい頃この顔をすると、父に「悪魔の顔」と呼ばれていた。 「ここで寝よっ」と言って人の身体の上など、だいぶ無理なところで寝たがる。 厳密にはまだ一才の我が子は「ここで寝よっ」とは言わないが、わたしの腕の上など、ねにくいところでコロンとしたりする。 おしりと腰をユサユサ揺らすと落ち着いて寝る。 🍀 こどもの、旦那に似ているところ 眠たくなると黒目だけになるところ。 寝る時にパジャマの襟ぐりを口元に持っていくところ。 🪴 少し前まで勝手に動き回ったりすること自体が楽しいみたいで、やたら家中を歩いたり…
10月27日 日曜日 住い1階の前庭 天才老人美しさを求め行く 誰も知らない 今年の文化勲章受章者が発表された・・・・7名。 辛うじて1名・・・・漫画家の「ちばてつや」さんだけを知っているが? 他の6名はチンプンカンプン。 コレって・・・・日本国民として、どう位置付けられのか? 受章者の際立つ文化性に対して・・・・余りにもみすぼらしい我が文化度。 と言う事になるのだろう・・・・な。 ★さらには同時に発表された・・・・文化功労者様、20名様。 こちらも知っている方は・・・・ゴルファーの青木功さん。 世界のAOKI(エオキ)として名を轟かせたのだから当然。 もう一人は未だに表舞台で活躍中の・・・・…
IU(情報経営イノベーション専門職大学)の久米信行教授の10月18日のブログをみて驚いた。 「10人の師匠を探せ!」というタイトルで講義したという報告。久米先生の師匠の中になんと私の名前と写真があった。「師匠からの教えを私自身も噛みしめながら、いかに私が師に恵まれているかを実感しました。学生たちに話しながら感謝の気持ちでいっぱいになったのです」。多摩大客員教授でもあった久米さんからは、師匠だといわれたこともあったが、社交辞令だと思っていた。 大学時代の恩師から私まで12人が挙げられている。森政政弘、日下公人、林雄二郎、そして橘川幸夫など私が会っていたり、影響を受けた人も多い。私の師匠10人を確…
2014年6月13日第1刷 ・昭和13年10月19日吹田市生まれ。5歳の時、三角形の内角の和は二直角の証明法の図解を母から聞き、雷に打たれたような衝撃を受け、世の中にこんなに面白いものがあるのかと体が震えた。戦後、父の戦死を聞き、7歳から私は子供でいられなくなった。小5の時、IQ175で大阪府で1番だった。問題を出口から捉える思考を獲得したことはその後に物理学の研究を進める際にも有用な武器になった。京都大学大学院に進み修士課程1年の初冬、米沢允晴と結婚した。一度は物理に専念しプロポーズを断ろうと思った時にどうして両方取ることを考えないのかと一世一代の殺し文句を聞いて、あれも、これもという生き方…
清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 定価1800円+税 四六判上製258頁 書店、アマゾンで購入できます。 半世紀以上にわたってドストエフスキー論を書き続けている清水正の体験批評、解体・再構築批評の本源愛に迫る。 清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 清水批評の〈冒険〉の軌跡を日芸の先輩であり友である著者が独自の筆致で語る友愛あふれる労作 此経啓助著『文芸批評の冒険─清水正とわたし』に所…
○今年(2024年)のノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が受賞した。 日本被団協は広島と長崎の被爆者の全国組織で、原爆投下の11年後の1956年に結成された。 日本被団協は、68年間にわたり、被爆者の立場から核兵器廃絶を世界に訴える活動や被爆者の援護を国に求める運動を続け、核兵器は二度と使われてはならないのだと目撃者の証言から示したことなど、核兵器の非人道性を訴える草の根運動が評価された。 関係者の方々に、偏見、差別や数々の苦しみの中、地味な取り組みか評価されたことに 先ずは「よかったですね」というような気持ちはある。 その上で、気にかかることのいくつかを述べてみる。 ・…
清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 定価1800円+税 四六判上製258頁 書店、アマゾンで購入できます。 半世紀以上にわたってドストエフスキー論を書き続けている清水正の体験批評、解体・再構築批評の本源愛に迫る。 清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 六九年頃だったのだろう。今もって私は氏の読者として最低だが、本の見返しに「此経啓助様 清水正」と青インクで丁寧に記された『ドストエフスキー…
日本被団協に平和賞 「核なき世界」実現の一歩に(2024年10月13日『河北新報』-「社説」) 核の脅威が現実味を帯びる中、広島と長崎の被爆者による非核・反核活動が高く評価された。平和を守るために必要なのは、非人道的な核被害を伝える言葉と核兵器廃絶に向けた対話であり、核による抑止ではない。国際社会に向け、強い警鐘が鳴らされた。 ノーベル平和賞に、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が決まった。ノーベル賞委員会は「核兵器が二度と使用されてはならないことを証言を通じて示した。並外れた努力は核のタブーの確立に大きく貢献した」と称賛した。 被団協は、原爆投下の惨禍から立ち上がった人々が1956年に結成…
ことし2024年のノーベル平和賞は、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞することが10月11日、ノルウェーのノーベル賞委員会から発表されました。東京発行の新聞6紙(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京の各紙)は12日付朝刊で、いずれも1面トップで報じました。ただし、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の3紙が、紙面の横幅をいっぱいに使った大きな見出しを立て、1面全部をこのニュースに充てているのに対して、読売新聞、産経新聞、日経新聞は相対的に見出しが小さく、1面にほかの記事も入れています。 経済専門紙の日経はともかく、朝日、毎日、東京の3紙と読売、産経の2紙には、このニュースの扱い方に差があります。…
スマナサーラものがたり⑱村上光照さんとの出会い いろいろな出会いがありました。あるとき竹田倫子さんが、村上光照さんという禅僧を紹介してくました。伊豆の松崎に草庵がありました。 そのことが縁となり、光照さんはわたしの指導していた慈悲の瞑想の言葉をプリントしてみんなに配ったり、私にお弟子さんを紹介してきました。 三人の方と、ヴィパッサナーの合宿瞑想をしたことがあります。この合食は、日本で初めてのことでした。その時、無常ということを実感した人も現れました。 ▽光照さんは、とても立派な人格者で知識人でした。いつもにこやかで、ストレスを与えない。人間としては全く問題のない人でした。尊敬するお弟子さんたち…
こんにちは、あとりです♥️ 京都、『盧山寺、梨木神社、安井金比羅宮(櫛祭り)ツアー』に行ってきました。(24年9月23日) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前回からの続きです。 前回は「常林寺」、「出町桝形商店街」、「清浄華院」などについて載せています。 萩の花や御朱印も載せていますので、ご一緒にご覧ください⤵️ こちらは「盧山寺」について載せています。 24年大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部の邸宅跡といわれ、話題となっています。 ご一緒にご覧ください⤵️ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ここから「梨木神社」です⤵️ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…
今年のノーベル賞受賞者が10月7日の生理学・医学賞を皮切りに発表される。日本人の受賞者が出るかどうかが注目される。2000年以降、自然科学分野の3賞(生理学・医学、物理学、化学)での日本人の受賞が急に増えたが、一昨年と昨年は受賞できなかった。受賞ラッシュは今後も続くのか。指標となる論文数などのデータからは、あまり楽観できないとの指摘もある。(編集委員・永井理) ◆2000年から「常連国」に 日本のノーベル賞受賞者は28人(受賞時に米国籍の3人を含む)。世界で7番目の数だ。同賞は単に功績を顕彰する賞ではあるが世界に大きな影響力を持つ。特に自然科学では、その受賞者数が、国や大学、研究機関などの研究…
清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 定価1800円+税 四六判上製258頁 書店、アマゾンで購入できます。 半世紀以上にわたってドストエフスキー論を書き続けている清水正の体験批評、解体・再構築批評の本源愛に迫る。 清水正の著作、D文学研究会発行の著作に関する問い合わせは下記のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 清水批評の〈冒険〉の軌跡を日芸の先輩であり友である著者が独自の筆致で語る友愛あふれる労作 目次 「私」とは何か――死と祈りを巡って〈批評生…