物理学者。 京都一中(現・洛北高校)などを経て京都帝国大学卒。 原子核の中で、陽子と中性子を結び付ける「中間子」という粒子の実在を予言した。 中間子は後にアンダーソンらによって発見され、この功績が認められて1949年に日本人として初めてノーベル賞を受賞した。
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荘子の哲学中島隆博講談社学術文庫2022年6月7日 第一刷発行*本書の原本「『荘子』 鶏となって時を告げよ」は、2009年に岩波書店から刊行されました。 何かの本で、本書が引用されていて、読んでみたいと思って図書館で予約した。借りてみたものの、なぜ、借りようと思ったのか忘れてしまった・・・・。よくある失敗。。。。気になったときに図書館ですぐ予約してしまうのだけれど、なぜだったか?忘れた。 講談社のHPには、”千葉雅也氏推薦!「中島先生の荘子がなければ、僕の哲学も文学もなかった。ここからすべてが始まったのです。衝撃的なこの「変化の哲学」を、皆さんにもぜひお読みいただきたい。」”とあったので、千葉…
アナザーストーリーズ 運命の分岐点湯川秀樹 日本初のノーベル賞 世紀の頭脳に全国が熱狂した初回放送日 2025年10月1日 当時新聞記者だった司馬遼太郎はこう書いた。 「湯川さんがノーベル物理学賞を授与されるというニュースほど占領下の日本を明るくしたことはなかった」 湯川氏をまつる神社を建てようという話が出、昭和天皇は受賞祝いの歌を詠み、高知県の宿毛市では湯川氏と縁もゆかりもない小学校に銅像が建てられた。 1949年。終戦から4年。 受賞理由は「中間子の存在を予測した」こと。1935年、原子核の中で陽子と中性子がどのように結合するのかについて「中間子」が結合に関与するという理論を発表。それが1…
【ノーベル物理学賞受賞者】トップ3は誰? 🥇第1位のヒント 「相対性理論」を発表したことで有名です。 受賞理由は「光電効果の法則の発見」によるものです。 舌を出した写真が象徴的な、20世紀最高の物理学者と称されます。 第1位の答えを見る アルベルト・アインシュタイン(リンク数1092) 🥈第2位のヒント 日本人として初めてノーベル賞を受賞しました。 原子核内の粒子を結びつける「中間子」の存在を予言しました。 この功績は日本の科学界に大きな希望をもたらしました。 第2位の答えを見る 湯川秀樹(リンク数382) 🥉第3位のヒント 女性として初めてノーベル賞を受賞した人物です。 物理学賞だけでなく、…
420『半日閑談集 湯川秀樹対談集Ⅰ』(講談社文庫1980年第1刷発行)『科学と人間のゆくえ 湯川秀樹対談集Ⅱ』(講談社文庫1981年第1刷発行) ■ 湯川秀樹の対談相手とテーマは以下の通り(上:対談集Ⅰ 下:対談集Ⅱ)。45年前に読んでいた本。小松左京とどんな話をしたのか?、司馬遼太郎とは?梅棹忠夫とは?加藤周一とは? 本の良いところはいつでも書棚から取り出して読むことができること。そのフリーアクセス性。ただしカオスな書棚では無理。ぼくの場合、思い切ってかなり本を処分したから可能になった。いや、その前に本は書棚に並べることができるところが良い。電子本ではかなわない。このことで紙の本が好きな人…
320■ 講談社文庫の創刊は1971年。当時は日本文学は緑、海外の文学は橙というようにジャンルによってカバーの色が決まっていた。ジャンルは4つに分けられ、使われていた色は4色。デザインはグラフィックデザイナーの亀倉雄策。ぼくは『創造への飛躍』湯川秀樹(1971年第1刷)を創刊年に買い求めている。ジャンルは日本の人文・社会・自然科学で色は黄。ちなみに海外の同ジャンルは青。本のカバー裏面の内容紹介文を載せる。**現代科学の最先端にあって、つねに若々しい情熱を失わず、創造と進歩と、世界平和のために活動する、日本最高の科学者湯川博士が、その体験的人生観、世界観、創造性に関する考察など、三十年間にわたる…
「医事不自然」(医事は自然に如かず)は、医事に関する様々なことは自然の力に及ばないという意であり、『解体新書』の翻訳事業で知られる江戸時代中期の蘭学者、杉田玄白先生八十五歳の絶筆である。この言葉は人間がかかわる医学・医術・医療が無意味であるという意味ではない。医療者の立場から見れば、全ての医療的介入は自然の治癒力を最大限に引き出すものであらねばならないとの教示である。 かつて理論物理学の大家、湯川秀樹先生揮毫の『荘子』知北遊篇からの一文、「天地有大美而不言、四時有明法而不議、萬物有成理而不説、聖人者原天地之美、而達萬物之理」を大阪大学総合学術博物館で拝見した。大美あるも言わず、明法あるも議せず…
講談社文芸文庫「湯川秀樹 歌文集」(細川光洋選; 2016年)を中心にして湯川秀樹著作集の中の6「読書と思索」と7「回想と和歌」を参考にしつつ、ノーベル物理学賞受賞者湯川秀樹博士が深く広い東洋的学識を備えた伝統的な文人であり詩情豊かな歌人でもあった、ということを紹介したい。 まず、その生い立ち。父上は東大卒の地質学者小川琢治京大教授であるが、彼の父親、すなわち湯川の祖父は南紀田辺藩の儒者浅井南溟。母方の祖父、小川駒橘も漢籍の素養があり、この祖父から秀樹たち孫は修学前から漢籍の素読を教わった。読んだものは、大学、孝経、論語、孟子から始まって、学校時代には十八史略、史記、春春秋左氏伝といろいろと習…
「自然は曲線を創り人間は直線を創る」 湯川博士の名言の一つ. この言葉からどのように想起するかは人それぞれですが、 自分がこの言葉に接したときは、 自然の偉大さ 人の矮小を謳っているのだろう、と感じました. 人が発する言葉に含蓄がないのは、言葉の源となる思考が直線的だからではないだろうかと思った次第です. どうも人は物事を単純化することには長けていますが、それでは自然界のほんの一部、いや一部も説明しきれていない気がします. そんな偏見を抱いているせいか、人の発言というのがどれも矮小的に思えてなりません. アナリストの分析、評論家の評論、専門家のアドバイス、どれも線形予測から導いた解です. 専門…
私どもは、明日進むべき道を
先生に教えられた通りに、