物理学者。 京都一中(現・洛北高校)などを経て京都帝国大学卒。 原子核の中で、陽子と中性子を結び付ける「中間子」という粒子の実在を予言した。 中間子は後にアンダーソンらによって発見され、この功績が認められて1949年に日本人として初めてノーベル賞を受賞した。
* リスト::学者::自然科学 * リスト::物理関連
420『半日閑談集 湯川秀樹対談集Ⅰ』(講談社文庫1980年第1刷発行)『科学と人間のゆくえ 湯川秀樹対談集Ⅱ』(講談社文庫1981年第1刷発行) ■ 湯川秀樹の対談相手とテーマは以下の通り(上:対談集Ⅰ 下:対談集Ⅱ)。45年前に読んでいた本。小松左京とどんな話をしたのか?、司馬遼太郎とは?梅棹忠夫とは?加藤周一とは? 本の良いところはいつでも書棚から取り出して読むことができること。そのフリーアクセス性。ただしカオスな書棚では無理。ぼくの場合、思い切ってかなり本を処分したから可能になった。いや、その前に本は書棚に並べることができるところが良い。電子本ではかなわない。このことで紙の本が好きな人…
320■ 講談社文庫の創刊は1971年。当時は日本文学は緑、海外の文学は橙というようにジャンルによってカバーの色が決まっていた。ジャンルは4つに分けられ、使われていた色は4色。デザインはグラフィックデザイナーの亀倉雄策。ぼくは『創造への飛躍』湯川秀樹(1971年第1刷)を創刊年に買い求めている。ジャンルは日本の人文・社会・自然科学で色は黄。ちなみに海外の同ジャンルは青。本のカバー裏面の内容紹介文を載せる。**現代科学の最先端にあって、つねに若々しい情熱を失わず、創造と進歩と、世界平和のために活動する、日本最高の科学者湯川博士が、その体験的人生観、世界観、創造性に関する考察など、三十年間にわたる…
「医事不自然」(医事は自然に如かず)は、医事に関する様々なことは自然の力に及ばないという意であり、『解体新書』の翻訳事業で知られる江戸時代中期の蘭学者、杉田玄白先生八十五歳の絶筆である。この言葉は人間がかかわる医学・医術・医療が無意味であるという意味ではない。医療者の立場から見れば、全ての医療的介入は自然の治癒力を最大限に引き出すものであらねばならないとの教示である。 かつて理論物理学の大家、湯川秀樹先生揮毫の『荘子』知北遊篇からの一文、「天地有大美而不言、四時有明法而不議、萬物有成理而不説、聖人者原天地之美、而達萬物之理」を大阪大学総合学術博物館で拝見した。大美あるも言わず、明法あるも議せず…
講談社文芸文庫「湯川秀樹 歌文集」(細川光洋選; 2016年)を中心にして湯川秀樹著作集の中の6「読書と思索」と7「回想と和歌」を参考にしつつ、ノーベル物理学賞受賞者湯川秀樹博士が深く広い東洋的学識を備えた伝統的な文人であり詩情豊かな歌人でもあった、ということを紹介したい。 まず、その生い立ち。父上は東大卒の地質学者小川琢治京大教授であるが、彼の父親、すなわち湯川の祖父は南紀田辺藩の儒者浅井南溟。母方の祖父、小川駒橘も漢籍の素養があり、この祖父から秀樹たち孫は修学前から漢籍の素読を教わった。読んだものは、大学、孝経、論語、孟子から始まって、学校時代には十八史略、史記、春春秋左氏伝といろいろと習…
「自然は曲線を創り人間は直線を創る」 湯川博士の名言の一つ. この言葉からどのように想起するかは人それぞれですが、 自分がこの言葉に接したときは、 自然の偉大さ 人の矮小を謳っているのだろう、と感じました. 人が発する言葉に含蓄がないのは、言葉の源となる思考が直線的だからではないだろうかと思った次第です. どうも人は物事を単純化することには長けていますが、それでは自然界のほんの一部、いや一部も説明しきれていない気がします. そんな偏見を抱いているせいか、人の発言というのがどれも矮小的に思えてなりません. アナリストの分析、評論家の評論、専門家のアドバイス、どれも線形予測から導いた解です. 専門…
私どもは、明日進むべき道を
先生に教えられた通りに、
一日生きることは、
物理を語るには物理を知る必要がある、黒豆柴です。 本日は「湯川 秀樹博士」について調べてみました。 日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。 アイデアの秘訣 一歩進むこと π 中間子の存在を予言 強い相互作用 予言が確かめられた π 中間子 大統一理論 陽子崩壊 アイデアの秘訣 日本人として初めてノーベル賞を受賞したことで知られる 湯川 秀樹博士の名言をご紹介します。 湯川 秀樹(物理学者 / π 中間子を予想) アイデアの秘訣は執念である。 いい考えやアイデアが浮かぶタイミングは人それぞれです。 …
----------------------------「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」 (湯川秀樹)---------------------------- 人生は一日一日の積み重ね。 当たり前のように訪れる一日という日以下に有意義に生きるか、を考えるべきなのは、分かっていてなかなかできるものではありません。 有意義に生きるためには、目標を持ち、目標達成のための行動をしていくというのも一つのやり方かもしれません。大きな目標でなくても良いです。資格取得でも良いし、ダイエットとか、体力向上とか、何でもいいんでしょうね。 たとえ、目に見える進捗がなかったとしても、目標のための行動をし…