セガより2006年12月7日に発売されたプレイステーション2用アクションアドベンチャーゲーム。
「龍が如く」シリーズの第2作目。
CEROレーティングは「D」(17歳以上対象)。
「龍が如く」と「龍が如く2」を1つにまとめてHDリマスター化したプレイステーション3用ソフト、「龍が如く1&2 HD EDITION」が2012年11月1日に発売された。
今回は前作の東京の他に大阪が追加となった。
大阪の道頓堀を再現したステージや通天閣のある新世界をモデルにしたステージが登場する。
前作と同じく、主人公の周りを行きかう人のセリフもある。
100億円事件から1年が経った。堂島の龍こと桐生は遥と平和な時間を過ごしていた。1年たったある日、桐生は遥と墓参りに行った。しかし、そこで同行していた東城会5代目寺田が何者かに襲撃される。相手の背広の代紋は「近江連合」。どうやら刺客は近江連合のものらしい。
桐生はすぐさま関西の近江連合本部へ。そこで出会ったのは近江連合直参・郷龍会2代目郷田龍司。関西の龍と呼ばれる男であった。この男の狙いは東城会ともう一匹の龍の桐生。この二人の出会いが東と西の極道の戦争の引き金となったのだ。
また桐生は「ヤクザ狩りの女」と呼ばれる府警4課主任、狭山薫に出会う。彼女は桐生の身辺保護とういう名目のもと、隠された過去を知るべく東城会を探るために桐生に近づいたのだった。
刑事瓦次郎はこうつぶやく。「あれからもう、20年以上たつのか・・・」瓦には20年前になにやらあったようだ。
一方、神室町では何者かが復讐を画策していた。この男はこのときを待っていたようだ・・・。
果たして東と西の戦争で生き残るのはどちらか。またそれぞれの過去にいったい何が、そして復讐劇の結末はいかに。桐生はこれらすべてを背負い、そして東城会のために郷田龍司に立ち向かう・・・。
今回は前作の神室町と大阪の町のそれぞれに存在する。
ミニゲームも前作のバッティングセンター、カジノ、賭場、パチスロ、UFOキャッチャーに引き続き、ゴルフ、ボウリング、麻雀、将棋、格闘ゲームもできるようになった。
キャバクラも前作の神室町だけではなく蒼天堀でもできるようになり前作以上のボリュームになった。またキャバクラ遊びを楽しむだけではなく、キャバクラ経営もできるようになった。
主人公がホストになることも可能。No.1ホストとのホストバトルやシャンパンコールもある。
今回は360°に渡ってケンカバトルを繰り広げることができるようになった。*1
気力が溜まるとできる「ヒートアクション」も前作よりも大幅に増加。今回は経験値で覚えていくだけではなく、さまざまなサブストーリーなどで得ることができる。
使える武器も前作よりも大幅に増加。武器ごとに繰り出す技も大幅に増加した。
今回は同行者とのコンビネーション攻撃ができる。
ある条件を満たすと顔馴染みと協力攻撃ができるようになる。さまざまな種類がある。
前作のドン・キホーテ、サントリーに続き、松屋やつぼらや、サミーなど計17社と大幅に増えた。現実世界に販売している飲食物、パチスロ(猛獣王、Aradineなど4機種)が楽しめる。
今回のテーマ曲はクレイジーケンバンドが担当。挿入歌に「黒い傷跡のブルース」、エンディングに「12月17日」がある。それぞれアルバム「GALAXY」に入っている。
TSUTAYAやAmazonなどで特典に「Kamutai Magazine 大阪特集号(特別付録:メイキングDVD同梱)」がついてきた。なかには前作の概要や今作の説明、今作のスポット解説などがある。DVDには今作のメイキング、トレーラー、クレイジーケンバンドのPV、劇場版予告編がある。
龍が如く2 PlayStation 2 the Best(「龍が如く 見参!」予告編DVD同梱)
*1:前作では条件が必要でフィニッシュブロウのみ