龐瀚辰

１０～２０集 ドラマの舞台は中国各地を東奔西走、卓不凡たち融天剣派と王家絡たちは山東から上海へ、穆青たちは北京から上海へと集まってきた後、今度は山西、福健からまた北京へと目まぐるしく移動しています。 それだけでなく、登場人物たちの状況もめまぐるしく変化していきます。卓不凡の剣に倒れたかと見えた王家洛は謎の僧、謎の釣り人に助けられ、次に登場した時には北洋軍閥の兵を率いていました。王家洛を拾ったのは袁世凱なんですかね？ こういうわかりやすい見た目の変化をした王家洛は相変わらず卓不凡たちを殺人犯として追い続けています。逆に外見は変わらなくても、様々な要因で内心に揺れを起こすキャラもいて、話はなかなか…

１～９集 これ、おもしろいです。「慶余年２」と重なって出てきたんで、先に「慶余年２」見てましたが、むしろこちらの方が最初の「慶余年」のおもしろさの正当な跡継ぎかもしれないとまで思っている今日この頃です。 物語は清朝末期の１８９８年、いきなり光緒帝が出てきて戊戌変法を高らかに宣言。さてはこれから慈禧太后との争いが始まるのかとか思ったら、そのまま変法失敗、監禁されて死去とナレーションが入って２，３分でこの場面終了。けど、光緒を演じた尹正はほんの短い登場時間なのにドラマ世界に存在感をきっちり残してしまいました。 話は１２年後の宣統３年に飛びます。辛亥革命の年ですな～ 天津大沽県では客棧の客９人が惨殺…