14760形は同鉄道初の冷房車として1979年に登場、日本車輌製造製で1981年までの3年間に2両編成×7本(14両)が製造されました。 車体設計は1964年に製造した10020形のレイアウトに準じ、車体長は18m級となりました。 前面は2枚窓ですが、上部に後退角が付けられ窓は大型化されセンターピラーの細い連続窓となりました。 駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式となり、主電動機は定格出力110kWのものを各車に4台ずつ搭載し、主制御機は1台で2両分8基の主電動機を制御する1C8M方式となりました。 登場時は全車が扉間のみクロスシートとなっていましたが、後に車端部のクロスシート化が進められ、一…