元禄6年10月3日。雨が降る。この日、鈴木水之助がお叱りにあう。天野小麦右衛門から言い渡しがある。処罰された者の知り合いが知り合いであり、博奕を少しした上に、日ごろの行いも良くなかったからと。今後自戒するよう、また以後このようなことはないようにと厳しく仰せ付けられる。