元禄10年5月2日。曇。深夜には雨が降る。3日のこと、日蓮宗海津の妙勝寺が名古屋にやって来て酩酊して帰る。泥酔状態で足元もふらつき、方界門の川に落ちる。小僧らは驚くもどうすることもできず、寺へ走って帰り、このことを知らせる。慌てて助けに来た時には腹に水があふれ、息絶えていた。