元禄13年11月3日。辰刻(午前7時)から法事が始まる。千部の僧は200人、内長老は50人。下行(下賜)。隼人正組、犬山組とも罷り出る。廻状がある。一筆申し入れる。瑞龍院様法事が建中寺において明後日3日から7日まで執り行われると仰せ付けられた。寺へは各詰めるようにとのことである。支配の衆にも代わる代わる詰めるようにと申し渡すように。かつまた、同心には来る7日、明同心には来る6日に組の中で代わり合いながら詰めるようになるはずである。このことは老中から伝えられたことなので、そう心得るように。恐惶謹言。11月1日。山田理右衛門。城代殿。それに加え、3日辰の刻(午前7時)には経が始まるので熨斗目を着用…