元禄15年5月26日。廻文がある。覚。一 馬に荷を載せる場合は馬の様子を見ながら荷の分量を考え、馬が難儀するようであれば軽くするように。ならびに道中において荷の重さは定めと違わないように念を入れ、重い荷は載せないよう。一 病気の馬や怪我した馬は十分に労り、そのような馬は用いないように。ただし、このような馬の面倒を見ることができない者は以前にも知らせた通り訴え出るように。このこと堅く守るように。もし背くようなものがあれば処罰することとする。午5月日。