宝永3年12月3日。近頃、大塩波右衛門の門外で3人が酔って倒れていた。それは夕方のことだった。辻番がその家主に知らせ、それから3人をなだめて返した。3人は久松弥一右衛門のところに入った。疑は(ママ)久松ははなはだ酔っぱらっていた。すぐに久松は入るなと言った。