正徳1年8月29日。文左衛門は本屋座敷の棟を裹(包)む。屋根葺は100文ずつ3人、手伝い3人。以前は拵え置いた薦で組んだが、雨が漏るのでこの上を俵薦で覆った。今後は俵薦か編んだ藁を用いるべきと思われる。1分の麦殻は大分余ってしまった。