正徳3年12月7日。四十九日の法事・二百部が終わる。瑞祥院様・本寿院様の入仏事・各施餓鬼が申半(午後4時)過ぎに終わる。名代は隼人正が長袴で勤める。斉谷は升の値段を上げるか、さもなくば他へ仰せ付け下さるようにとの願いを7月前から出していたところ、この日申し渡しがあり、1升舛は1匁5分上り5匁となり、斗舛は6匁8分5厘上り22匁6分となる。1升は初め3匁5分、斗舛は初め15匁7分5厘であった。