正徳5年6月27日。文左衛門は朝食後善篤寺へ行く。これは最初の7日の内1日風雨で参詣しなかったためである。この日から尾頭で操りが行われる。演目は傾城反魂香、演者は大和彦大夫など。半右殿へ形見として嶋の夜着・布団などを遣わす。半六へは帷子。梅・もんへ着るもの1つずつ。