正徳5年7月20日。林勘平嫡勘介が昨夜から胸が痛むと言っているうちに、この日の昼前に急に痰が詰まり、急死する。31才。法事が始まる。名代は隼人正が勤める。御馳走奉行は玉置市正・横井頼母・箕形善左衛門が勤める。瑞祥院様(徳川吉通正室)から霧山が頓写を行う。瑞祥院様からは出僧へ汗手拭が下される。3尺(1尺は約30センチ)のものを1本ずつ。合計20本ほど。