正徳5年8月8日。摂津守様(松平義行)が亡くなったとの廻文が出る。12日まで評定所の門扉は朝から開いていたが、巳(午前9時)前に閉め、くぐり戸から出入りする。この時江戸の老中から名古屋の老中に申し来たように思われる。