真岡鐡道のC11(325号機)は、1946年に製造され、国鉄現役時代には茅ケ崎機関区に配置され、相模線・南武線などで運用された後、1967年に米沢機関区に転属して左沢線などで使用されていました。 1972年に同線でのSL運用がなくなったことから休止となり、後に廃車され、新潟県内の中学校で静態保存されていました。 1996年、真岡鉄道がC12の予備機として使用するため同鉄道に移管され、1997年にJR東日本大宮工場で動態復元工事を実施、1998年に同鉄道で営業運転を開始しました。 真岡鐡道在籍中(厳密には、本機の所有権は真岡市が取得)は、C12との重連も含めて多数運行され、多くの人気を集めました…