ハーバード大学では「交渉」を学問的にとらえて、ロースクールで交渉術を教えているそうです。齋藤孝さんと射手矢好雄(いてや よしお)さんの対談で綴られた著書「うまくいく人はいつも交渉上手」(講談社+α文庫 2014年)で、僕はそのことを知りました。 射手矢さんはハーバード大学ロースクール出身の弁護士で、一橋大学法学部で交渉論の教鞭を執っておられるそうです。 なお、ハーバード大学で研究されている交渉術を、我が国では「ハーバード流交渉術」と言われているそうです。 ハーバード流交渉術の基本となるポイントは7つです。 ① 利益 「お互いにとって本当に大切なことって何?」 ② オプション 「どんなやり方があ…