《裏金問題を受けて政治資金規正法が改正されたが、依然として多くの抜け道が残る。次の臨時国会で再改正し、政治資金をガラス張りにしなければならない。 不透明な政策活動費は、改正法では10年後に使途を公開することになった。自民は廃止に後ろ向きの姿勢を貫いてきた》(2024年10月29日付毎日新聞社説) 市民感覚では、お金に汚い政治家は許せないということなのだろうが、優先課題は、お金に綺麗なことよりも、良い政治をすることであることは論を俟(ま)たない。異論もあろうが、私は、少々お金に汚かろうが、しっかり政治をしてくれているのであれば、うるさく言う必要はないと思っている。が、問題なのは、しっかり政治をや…