、今週は先月に続きフルトヴェングラーの1930年代のポリードール録音の視聴記です。 前回同様、管弦楽はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。 〇メンデスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26+リハーサル付き この作品にある無常感・寂寥感・孤独感をこれほど伝えてくれる表現はなかなかきけない。 テンポが加速していくアッチェレダントはまさにフルトヴェングラーそのものだ。 全体にテンポが速いのはがSP時代の時間感覚も意識しているのだろうか。後年の再録音(1949 年ウィーン・フィル)とのきき比べも楽しみ。 7分過ぎの繊細で、寂しげな表現はとても印象的、木管楽器のデリケートな音色もこの録音状態でもよく…