2平方定理この定理はフェルマーの2平方定理とも呼ばれることがあり,証明はオイラーによってはじめてなされたとされています.定理.奇素数(奇数かつ素数,すなわち 3 以上の素数) が 4 で割ると 1 余るとき, は 2 つの平方数の和として表される. 例えば,\begin{align*} 5 &= 1^2+2^2\\ 13 &= 2^2+3^2\\ 17 &= 1^2+4^2\\ 29 &= 2^2+5^2\\ 37 &= 1^2+6^2\\ 41 &= 4^2+5^2\\ 53 &= 2^2+7^2\\ \vdots \end{align*} のようになります. また,この定理は逆も成り立ちま…