PARCO劇場にて『2020(ニーゼロ ニーゼロ)』観劇。I列センターブロック。 高橋一生くん、ほんと、圧巻でした。80分しゃべりっぱなし…劇場空間と観客を取り込んで。一瞬も目が離せなかった。一生くんは上田岳弘さんが描く難解な世界を、時空を、軽々と跳んでいった。とても自然に。紀元前から何度も生まれ直した男でした。孤独が伝わってきて苦しい。 橋本ロマンスは彼の孤独が創り出した妖精(話し相手?)なのか、私たち観客もそうなのか。あのセットからしてきっと毎日同じにいかないだろうと思う。臨機応変なアドリブまでもしなやか。今日私の前の列の人が遅れてきたときも、アドリブ発動していた…とても自然に。 今回の白…