2月7日、ソフトバンク(9434)から、2024年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高4兆5115億円(前年同期比3.8%増)、営業利益7,319億円(同25.5%減)、税引前利益6,904億円(同16.2%減)、純利益4,066億円(同20.04%減)、1株当たり利益85.8円(前年同期107.76円)と増収・減益なのである。減益の要因について、ソフトバンクは、「前年同期に計上したPayPay(株)の子会社化に伴う段階取得に係る差益2,948億円の剥落に加え、通信料の値下げの影響などによりコンシューマ事業が82億円、PayPay(株)の子会社化などによりファイナンス事業が59…