3300形は 1968年から1972年までに 54両が製造されました。 いわゆる「赤電」と呼ばれたグループでは最終の形式で、当初は全電動車の4両編成として製造されました。 3200形の後継車ですが、車体や性能はほぼ同じで、特に外観上から区別するのは車体番号以外では非常に難しい程でした。 登場時は非冷房車で、先頭部に前照灯が2つ付き、貫通扉にある種別表示が種別板でした。 1984年以降単独で冷房化工事が行われ、その後 1989年から 1992年にかけて 3200形に準じた更新工事が実施されました。 更新工事の際、6両編成への組み換えや先頭車の台車振り替えなども行われた他、前面の前照灯・標識灯の位…