ウェイソンの4枚のカード問題とは、イギリスの認知心理学者ペーター・カスカート・ウェイソンが1966年に考案した論理パズルです。 4枚のカードがテーブルに置かれています。それぞれのカードは片面には数字が書かれ、もう片面には色が塗られています。 「カードの片面に偶数が書かれているならば、その裏面は赤い」という仮説を確かめるために、ひっくり返す必要があるカードはどれか? 正解は、「8のカード(偶数のカード)と青色のカード(赤色ではない色のカード)」です。 ウェイソンの4枚のカード問題は、人間の推論能力を調べる課題として、心理学の実験でよく用いられています。 実験結果によると、大学生や専門家など、年齢…