「アラブとイスラエル」という新書を読み始めたのが去年の12月。実際には読むというより勉強してきたというかんじで、ノートに要点を書きながら少しずつ少しずつ読みすすめてきたが、ついに6月13日全ページ読み終わった。なんと半年もかかってしまった。 私も一応は高校で世界史を学んだはずだが、全然アタマに入っていなかったんだなと落ち込むくらい、この本に書いてある1行1行が重すぎて理解するのに時間がかかって、すらすら読み進むなんてことは到底不可能だった。 この本は1492年という年号の意味について語られることから始まり、1990年代ぐらいまでを時系列にさまざまな出来事を追っていくのだが、この1492年という…