人生は出会いの連続だ。良い出会いも、悪い出会いも、それが例え一瞬であったとしても、すべてはやがて、その人の人生の物語の一部となる。世界から孤立し、引きこもっていた42歳の陽子が、人と出会うことで痛みと闘い、勇気を絞りだして東京から青森へ向かう魂のロードムービー。菊地凛子、あの「バベル」の千恵子が重なる、圧巻の存在感だった。 『658㎞、陽子の旅』映画公式サイト/7月28日(金)全国順次公開