昨日、6月23日は沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」だった。戦後79年を経てなお、沖縄が平和の島となっていない現実を突きつけられている。日本にある米軍基地の7割が今も沖縄にあるほか、近年は自衛隊駐屯地が増え、新たにミサイル部隊の配置があるなど、前線基地化が進んでいる。玉城デニー知事は「平和宣言」に「沖縄の現状は、無念の思いを残して犠牲になられた御霊を慰めることになっているのでしょうか」と、沖縄県民より米軍への配慮を優先する政府へのいら立ちを込めた。 NHKが追悼式と平和の礎(いしじ)に手を合わせる人々の様子を中継していた。追悼式で、宮古高校3年の仲間友佑さんの朗読に、最初から最後まで私は涙が止ま…