Automatic/宇多田ヒカル ほか 1998年12月に宇多田ヒカルが、ちょうど1年後の1999年には倉木麻衣がデビューしている。 似たような音楽性だったり声質だったり、並び称される二人だが、やはり宇多田ヒカルの音楽の才能は別格といって良いだろう。 曲づくりもそうだし、歌唱や言動にいたるまで天才と言っても良いくらいで、自分にとっては、これまで見てきた音楽アーチストの中でもトップと言えばこの人である。 一方の倉木麻衣の方は、神秘的な歌唱や佇まいは大きな魅力ではあるが、宇多田ヒカルがいなかったらどうだったんだろうな、と考えてしまうほど、宇多田ヒカルの存在感が際立ってしまう。 1990年代の終わり…