91歳母、夏のサポート記録(20) わたしの帰宅が近づいて、なんとな~く気がかりだった。 このまま帰っていいものか? バトルが無いまま長期滞在が終了するのは有難いが‥‥‥なんだか、後ろ髪引かれる。 「○○さんが、転倒されました。来てください。」! 母のデイサービスからの帰宅時間に、介護士さんが叫ぶ。 自宅まで十数メートルのところで、母が茫然とした顔で転んだまま。 「くらくらしたの?眩暈?」 「いや、転ばんように気を付けて歩いていたんだがの。」 「躓いたの?」 「なんかしらんども、足が転んだこて。」 虫の知らせ?だったのかな?‥‥‥驚きが無かった。想定内。 気丈というか、プライドなのか介護士の手…