大学生最後のテストがはじまった。なんとか、いや、絶対に卒業を決めてもらわなきゃ困る。医学部生は医師国家試験前の今時期は家中がピリピリだけれど、愚息の私文でもそれなりに緊迫していたりする。そんな中、彼が急にファミリーヒストリーを調べだした。戸籍から辿って江戸時代末期まで遡れたけれど、それ以前は難しそう。あとは書物とか菩提寺の記録くらいか。慶應生まれで明治大正昭和と激動の時代を駆け抜けた高祖父が、家格なのか実力なのか、なぜそこの位置についたのかを探る旅。そして書籍を辿ってなんとか高祖父の父まで辿り着いた。時代は徳川家慶の時代。さらに国会デジタル図書館で調べていたらこんなのも発刊されていた。戦前の名…