技術の進歩と倫理、道徳というのは、車の両輪の関係だと思う。これなくして世の中は、一事が万事綻びだらけとなる。政治経済然り、環境問題然り、家族関係も然り、つまりは人間関係然りだ。 さて、ここのところ衝撃を持って伝えられているChatGPT。ChatGTP自体は「弱いAI」に含まれると思うが、そもそものAI(人工知能)の倫理について一度しっかり捉え直した方が良い思い、以下の書籍に当たってみた。 ①『AIの倫理学』(M.クーケルバーク著)、 ②『AI新世 人工知能と人類の行方 (文春新書 1371)』(小林亮太 篠本滋著)、 ③『AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 (文春e-book)』…