哲学の一分野。 倫理学はさらに、メタ倫理学(meta-ethics)と規範倫理学などに分かれる。また、倫理学研究の中から出てきた成果を現代的な諸問題に応用しようとする、応用倫理学なども注目を集めている。
入手しやすい入門書としては、加藤 尚武『現代倫理学入門』(講談社,1997)や川本隆史『現代倫理学の冒険―社会理論のネットワーキングへ』(創文社,1995)などが定評がある。
私の主張を徹底的に否定し、徹底的に吟味し、徹底的に理論の穴を暴いて下さい。倫理学について議論を始めます。まず質問をひとつして下さい。 ChatGPT: 了解しました。倫理学に関する議論を始めるにあたって、最初の質問です: 「人間の行動における道徳的判断は、個人の自由と社会的責任のどちらを優先すべきだと考えますか?」 あなた: そもそも、倫理の話をしているのに何故道徳の話になるのでしょうか。道徳は世論で倫理は自由の法則だと私は考えます。 ChatGPT: 非常に興味深い視点です。確かに、倫理と道徳は似ているようで異なる概念です。あなたが指摘したように、道徳は一般的に社会や文化における「正しい」行…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 私ごとではありますが 弊社は「自由」を大事にしていまして 経営理念にも「FREE」が謳われています。 現代社会はどの程度自由でしょうか? 会社で働くことに自由はあるでしょうか? 私たちの人生は自由でしょうか? 自由とはいったい何でしょうか? どういう状態を自由と呼ぶのでしょうか? 私たちの日常は自由と言えるでしょうか? サラリーマンは自由ですか? 公務員は自由ですか? 医師は自由ですか? 経営者は自由ですか? 伝統や文化、慣例や習慣に雁字搦めにされて 自由を失っていないでしょうか…
概要(1~3章) 『本来満ち足りた人が退屈しのぎをする口実<欲望の対象>』を『達成することで満ち足りた人生になる<欲望の原因>』と勘違いしている人が多い。現代社会は満ち足りていて、克服すべき目標が無いため、人々は常になにかの事件を欲している。 余暇を間接的に管理して仕事の効率に寄与させるフォーディズム、消費者のニーズを作り出す消費社会が余暇にすべきことの提示を大衆に提供している。 満たされているのだが、満たされていない。近代社会が実現した生活には何かぼんやりとした不幸の空気が漂っている。 ーー國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 『葬送のフリーレン』と合わせて考える やはりこの辺の話は『葬送のフリー…
demio6.hatenablog.com トロッコ問題という倫理的問題があります。 さて、アナタならどうする?と問われたら。 私は人殺しの業を背負う覚悟を決めて、レバーを操作するでしょう。 しかし、総ての人がソレを背負って生きられるほど 強靭な精神構造はしていないのも分かっています。 残酷な言い方かも知れませんが、 人はそこまで強靭な生き物じゃありません。 それを背負って尚、前を向いて生きていけるほど人間は強くない。 総ての人にそれを求めるのは無理筋であり、残酷な考えだ。 ・・・と私は思っていたりします。
結論 第18章のまとめ 習慣が評価・行動を決める。鑑賞は道徳・生徒指導にも関係する。 第22章 精神は個人だけのものではないと理解されず、道徳の理論は不十分。 以下はその要約レジュメである。 下 第18章 教育的価値 1実感ないし鑑賞の本質 P65 鑑賞の3つの原理 1真の価値基準の本質 2感傷的実感における想像力の役割 3教育課程における美術の位置 1真の価値基準の本質 P65 ・学校では、道徳的価値、芸術の美的価値を学ぶが… p66 ・「彼自身の個人的な実感において実際に彼の心を引きつける魅力の方が、口に出して言うべき正しいこととして彼が教えられてきたことよりも、ずっと深く彼の態度を決定す…
2025年1月15日:記事公開 本記事は「動物倫理学を勉強・研究したい!」と思った人が、どういう文献を読んでいけば良いのかを紹介する記事である。そのため、(1)倫理学入門からスタートして、動物倫理学の研究開始時点までのルートに加え、研究のための発展的勉強も含めてる。また(2)必ずしも研究に有用な文献だけでなく読み物として一般書も紹介する(一般書であることを明記する)。 忙しい人向け:動物倫理研究開始までの速習ロードマップ 倫理学一般 動物倫理学 入門 古典 古典論文集・ハンドブック系 動物倫理の専門誌(ジャーナル) 動物に関する経験科学・哲学の文献 生物学、比較心理学、動物福祉学 生物学の哲学…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 皆さんは本の情報をどこで手に入れてますか? 私は信頼する人におススメされたら まず読みます。 それはリアルな知人、友人でもそうですし 内田樹さんのような 敬愛する方の著書で紹介されていると ついポチっと購入してしまいます。 ただ最近はスレッズで情報収集することが増えていて これが意外と当たるんです。 スレッズのアルゴリズムの問題なのか 好みの本がやたらと出てきて 思わず買ってしまうんですよね。 おかげ様で私の積ん読本棚は もう入りきれないくらいとなっています。 いつかすべて読み終…
モーテン・H・クリスチャンセン (著), ニック・チェイター (著)『言語はこうして生まれる: 「即興する脳」とジェスチャーゲーム』新潮社(2022) マイケル・サンデル『それをお金で買いますか (ハヤカワ文庫 NF 419)』ハヤカワ文庫(2014) 加藤 文元, 岩井 圭也, 上野 雄文, 川上 量生, 竹内 薫『人と数学のあいだ』トランスビュー(2021) ハンナ・アーレント『思索日記 I 〈新装版〉: 1950-1953』法政大学出版局(2017) 新・読書日記186(読書日記1526) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaite…
暇と退屈の倫理学を読みました。 本の概要や感想などを自分の備忘録として書きました。 何をすれば良いかわからない人、生き方に悩んでいる人、役割が欲しい人、FIREを目指している人などの参考になれば幸いです。 目次 動機 本の概要 感想 動機 私が本書を読もうと思ったきっかけは、たまたま見ていたYoutubeでおすすめされて、タイトルに惹かれたため。 私が本書を読みたいと思った主な動機は次の内容。 これからの人生で時間があり余ったら、暇や退屈とどのように向き合うべきなのか知りたい。 会社の仕事に多くの時間を使ってきたので、価値観が生産性とか価値提供とかに寄っているため、別の価値観を作りたい。 暇や…
こんにちは、株もっちーです。 金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。 要するに読書感想文的な活動ですね。 読んだ本: 暇と退屈の倫理学, 國分功一郎 (著) 気づいたこと 労働と仕事の違い 暇と退屈の違い 行動したこと AI(ChatGPT4)との雑談 質問: 回答: まとめ ランキング・宣伝など 読んだ本: 暇と退屈の倫理学, 國分功一郎 (著) 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)作者:國分功一郎新潮社Amazon 気づいたこと また読み応えのある本を読んでしまいました。 色々と言葉を曖昧に使っている、ということに気づきが多い本でしたね。 労働と仕事の違…