摂食障害の女性ライターは社会や彼氏とも不安定な状態徐々に不安定を増す精神状態の時に書く「錯文」。乱れた囚われの心の先には・・。 先週読んだ食べ物を美味しく頂く物語との対比真逆なような話ですが食べ物を意味する人間関係の距離は同じような気がします。 食べるは生きるの原点なのかな人の生きるに嫌悪し、自らも彷徨う中次第に錯文の世界と曖昧な現実が交錯するのはリアルな転落スパイラル。 AMEBICの題名のようにアメーバーのように分裂し、勝手にそれぞれが増殖する統制のとれなくなった自身の部位・・ 錯乱体験する危険性のある劇薬小説。