Automatic Manual Transmissionの略で、従来のマニュアルトランスミッションを基本として、クラッチ操作を自動化したトランスミッションの総称。
2ペダルMT、ロボタイズドMT、セミMTとも呼ばれる。
クラッチ操作を自動化する事によりMTとATの双方の利点を活かせる事が最大の長所である。
その利点故にF1を始めとする各種モータースポーツにおいて、現在はこのトランスミッション方式が主流となっている。
またクラッチペダルが無くなる事によって日本の道路交通法上AT車と分類されるため、AT限定免許でも運転可能となっている。
欠点はクラッチ制御が難しいため、発進時などの半クラッチなどの状況でギクシャクし易い事と、シングルクラッチである故に変速ショックが起こり易いなどがある。
欠点はあるがMTを流用して作れる事の利点(安価、軽量、高信頼性)があるため、敢えて採用する車種も少なくない。