毎年開催される世界最大級のがん学会ASCO(American Society of Clinical Oncology)。 2026年のASCOを一言で表現するなら、 「ポストPD-1時代の始まり」 だったと言えるだろう。 これまでのがん治療は、MerckのKeytrudaに代表されるPD-1阻害剤が中心だった。しかし今年のASCOでは、その次の時代を担う可能性のある新技術、新モダリティ、新興企業が一斉に姿を現した。 主役はRevolution MedicinesのRAS阻害薬 今年最大のインパクトはRevolution Medicinesのdaraxonrasibだろう。 膵臓がんは長年、治…