ATOMCam

せっかく予行演習をしていた流星検出ですが、夜に入って雲に覆われてしまいました。 なんとも残念なのですが、前日の録画からの検出や今回の機材 ATOMCam SwingのTipsをご紹介します。 12月13日21：00－14日 6：00の検出状況 昨夜も夜は雲が出る予報でしたが、ダメもとでATOMCam Swingをベランダに出して録画していたので、そちらをチェックしたところ、明け方 ４時40分くらいから空が開き始め、薄明までの1時間で9つの流星が画面内で検出されました。 前回ご紹介した11日の検出状況は一晩で7個でしたから、今回1時間で９個と大幅にアップしていることがわかりました。十分に流星群に…

ふたご座流星群の直前となりましたが、準備を兼ねて予行演習を行いました。 当方の機材 AtomCam Swing（無改造） ※AtomCam2は人気があり、いつも売り切れています。 カメラ三脚 ストーンバッグ ダンベル 2Kg １個（重石です。） ダウンロードした検出用プログラム meteor-detect ※動作させるためにwin11にpythonをインストールする必要があります。 撮影 ベランダで12月９日22時から翌10日6時まで録画しました。特別な操作は不要でSDカードに映像が記録されるのを待ちます。 検出 翌朝、AtomCam SwingのSDカードを取り出して、フォルダ 202312…

12月8日金曜日の昼は暖かい晴天で年末の慌ただしさを忘れさせてくれました。しかし、帰宅してベランダから空を見上げると雲が広がっています。GPV気象予報では雲がとれて晴天が広がる予報となっていました。望遠鏡をセットして12P/Pons-Brooks彗星を確認したかったのですが、雲にさえぎられたまま沈んて行きました。 雲が出ているときは、ATOM CAMを出して自室からベランダの空の様子を見ています。来週はふたご座流星群なので流星検出もやってみました。 M1かに星雲 M1 かに星雲2023年12月9日 2:38-3:29 Light 60Sec*42(総露出42分） GAIN 320 offset…

aptpod Advent Calendar 2023 12月8日の記事です 入社1ヶ月目のソリューションアーキテクトの奥山です。まだまだペーペーの私ですが、よろしくお願いいたします。 毎日がキャッチアップの連続で頑張っています。この記事では、intdashとはなんぞやから、実際に家にあるものでintdashを変に試しつつ、覚えたての知識をOutputしてみようというものです。 僕はいろんなガジェットを試しては壊し、試しては壊しを繰り返して遊んでいるせいか、最近どうやら物価高の影響で(先月のブラックフライデーもあり)引き落とし額がえらいことになっていました。そんな僕に優しく微笑んでくれたのが格…

今年のふたご座流星群は12月14日の10時が極大ということで、13日の夜がピークの予想でした。 あいにく13日の夜は夜半過ぎまで曇っていましたがそれ以降はほぼ晴れが続きATOMCam2にも多数の流星が写っていました。 極大を挟んだ13日夜と14日夜に写っていた主な（明るい）流星はこんな感じです。 13日夜 14日夜 年間最大級の流星群ということで4台のATOMCam2（13日夜は3台）で300個近い流星が写っていました。（暗い流星が圧倒的に多いですが） ふたご群らしくゆっくり静かに流れる流星が大半なので、派手に爆発するペルセ群などに比べると写真としてはちょっと地味です。 ところで検出された流星…

流星観測用に設置しているATOMCam2ですが、流星以外の現象も色々と捉えられます。 その中でも最たるものがスプライト現象です。 一瞬の現象なので撮影されていても見つけるのが難しいのですが、meteor-detectの自動検出のおかげで見つける頻度が格段に増えました。 以下は、ここ2～3週間で写っていた主なものです。 実際にはこの3倍くらい捉えられています。 数10キロ以上先で雷が発生して地平線付近が頻繁に光っていると何回かはスプライトが発生している印象です。（もちろん雷雲の上が晴れていることが前提ですが） しかしATOMCam2はモノクロでの運用なので（カラーにすると流星が写る確率が激減する…

ATOMcam2には、夜間モードにすると、設定で赤外線が出せるようになっていた。 ドームの壁方向に光がでるので、多分・多分、天体観測には影響無いと思う。 方位指示が12方位だったが、間隔が空きすぎているので、24方位（15度間隔）に増やした。 これだと、方位角が解りやすい。

* 2024-12-13 追記 こんな風に仮設置（爆） 超拡大画面なので、洞窟の中風だけど、凸凹はあるFRP製のドーム。（爆） 一応、動画（iPhone)でも、方位の数値が良くみえるので、合格点60/100点と言うことにして置こう。 夜だと、真っ暗なので、赤外線のLEDをカメラの上に置かないと見えないかも。 これは、夜、観測の時、テストしよう。 ATOMcam２には、赤外線ライトのON/OFFがあるのか。成程！あれ！、０９０度が２度出現するのは、０６０のカードを上下逆に張り付けた。直しておこう。（爆） youtu.be* 2024-12-13 最初、こんなカメラ位置でテストしたが、撃沈！ ｓア…

もう、２週間も、ドーム（半球で動く方）の幅87cmのスリットの方位を家からリモートで確認できれば、リモート観測が楽に成るのだがを、考えてきた。仮にパソコンで印刷した、12方位の紙を回転する方のドームに貼り付け、それをATOMcam2のカメラでモニターすればと思っていた。 でも、ドームの構造上、カメラと12方位の紙の距離は5cmほどしか無く、どうしてもピントが出ない。（汗） カメラにアングルをつければ10cm以上離す事はできるが、真っ暗闇のドームの中、体に当たったりで、オヤジもカメラも危険。アマゾンを見ていたら、小さな広角・魚眼レンズの詰め合わせ（爆）が安く売っていたので、即買い。 明日以降、テ…

実は、今夜は、小径自転車でドームのスリットを開け（手動（汗））、家に戻りリモート観測をはじめたのだけど、解決しなければならない事が１つ見つかったので、後は、ドームに出かけて観測。 PlateSolveが、よく理解出来ていないが、今夜の５導入は何れも成功だった。 リモート観測での解決しなければならない事 今日は余裕で、NINAを見守りながら、どうやったら、鏡筒の方位にドームのスリットを同期させるか。 これを解決しないと、リモートは難しい。 最初は、ドーム内の方位：西側のモニターで鏡筒を見れば、スリットが向いているかどうかは、分かると思っていたのだけど。 最初の導入をした時、失敗しているので、小径…

愛猫が一時危篤、その後、持ち直したは良いのだけど、かまくらから出てしまい、低体温症対応で、出たら戻すのが日課。 そんな訳で、ドームで作業は、殆ど出来なくなってしまった。 まあ、自分的には、『15分間家を空けてドーム作業」、が限界かと。 そんな訳で、今回は、ドームの中をモニターするATOMCAMカメラ（swing）を数年使っていたのだけど、時々、使えなくなる。 電源もネットも生きているのに。 そんな訳で、ATOMCAMは、撤去して、お値段も６倍位するIPカメラを取り付けた。 ・昨日は、取付穴をドームに開け・・・・15分 ・今日は、LANケーブルとACアダプター（付属品）を取り付けて、 さて、動く…

honeylab.hatenablog.jp カラオケ、本人映像や専用アニメ映像が入っていると嬉しいですよね。でも、皆さんがカラオケで歌うようなあまりメジャーではないアーティストや曲のBGVにそういう専用映像が入ってくることは、公式ではほとんどないじゃないですか。 せっかくなので、自分専用の映像を背景にカラオケしたいですよね。 多分、外部入力から入れる、っていう手ができる気もしますが、それだと同期が大変です。ここは、本体を改造して自分用の映像を再生できたらいいなぁ、と３０年ぐらい前から思っていました。 引き続きじわじわと逆コンパイルする日々の中、実現できそうな気がしたのでサクッと実装してみまし…

今年のしぶんぎ座流星群は極大が18時頃、夜半過ぎには下弦の月が昇ってくるということであまり条件は良くありませんでした。 また、当日は夜半過ぎまでたびたび雲に覆われたこともありカメラを持ち出しての撮影は2時以降と短時間でした。 しかし、α7SⅢ、AtomCam2ともに思いのほか多数の流星が写っていました。1月5日の0時～6時に検出できた流星数はごく暗いものを含めると以下の通り。 α7SⅢ+20mm（北東）：38 ※ 2時～ AtomCam2（西）：34 AtomCam2（北）：45 AtomCam2（東南東）：42 条件は異なりますがα7SⅢ、AtomCam2ともに検出数は昨年の2倍以上でした。…

しぶんぎ座流星群、4日夕刻が極大とのことだったので、4日未明と4日夕刻～5日未明にATOMCAM2で撮影してみました。 4日未明は少なくて、しぶんぎ座流星群って、ふたご座流星群やペルセウス座流星群と比べて少ない印象を持ってたので、今年も少ないな～と思っていたのですが 4日夕刻～5日未明はかなり増えてました。 街灯りの影響か、深夜になるまでの時間はほとんど写らず、日付が変わって以降朝までの間に大半が写ってました。これはいつもこんな感じの写り方です。 ちょくちょく写りこんでて、鳥かコウモリか蛾の類だろうと思ってたコレですが、20時半頃空を見たらコウモリが飛び回っていたので正体はコウモリみたいです。

AtomCam2に人工衛星の落下が写っていました。 といっても1～2週間前の話です。平塚市博物館の藤井大地さんのＸ（エックス）で存在は知っていたのですが、ネットワークの不具合でAtomCam2からNASへのファイル転送が大幅に遅れたため今頃書き込むことになりました。 まずは12月22日。 北から西にかけて通過。北カメラと西カメラに写りました。 西カメラでのmeteor detectの検出画像はこんな感じ。 6秒単位の検出画像を4枚合成、24秒間の比較明合成画像です。 実際には画面右端からほぼ左端まで移動しているのですが、meteor detectでは両端は検出しませんでした。 この画像では普通…