2.8ブロンドはJoyce Carol Oatesの小説にもとづくマリリン・モンローの伝記映画です。じっさいの経歴に準拠した話ですがフィクションになっています。 本質的なものをとらえていると感じましたが、不幸な生い立ちに翻弄され、男にもてあそばれ、マスコミに搾取され・・・ひたすらモンローの不遇が描写され、見ていて疲れました。 海外のクリティカルレスポンスも、すべての批評家がアナ・デ・アルマスの演技を称賛する一方で、悪意のあるフェミニスト映画のように「かわいそうな被害者的モンロー像」が強調されていることで評価を落としていました。 結果、どのメディアの評点でも平均値にとどまりました。可も不可もなく…