転調を繰り返すのですが、冒頭5小節くらいまでと最後の12小節は平行調関係にあるキーにおさまてっいます。 さて、うしろから5小節目ですが、ここは階名「シーラ」なので、トニック・ディミニッシュの(転回形である)♭IIIdim7がメロディに合致します。 古い録音を聴くと、29小節目から、IVmaj7 | IIm7(♭5) | I/V | Idim7/V | のようになっているものが多い(下にあげた録音だとテイタムとウェブスターのものが近い)ので、原曲がそうなっているのかもしれません。 ところが、ところが、ところが、なのであります。 ジャズの演奏を聴くと、♭IIIdim7を避けて、♭IIIm7で演奏し…