アウトサイドでのアドリブのための「スケールアウトコンセプト」シリーズ、今回は「半音上下のスケールを使う」というコンセプトを紹介しましょう。 今回の記事を見る前にスケールアウトの基本を解説した「イントロダクション」を見ることをおすすめします。 半音上というと裏コードを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それとは違います。 例えば「C△7」のドミナントである「G7」の裏コードは「D♭7」です。 Rootは「C」にたいして「D♭」ですから半音上ではありますが、スケールは当然変わってきます。 今回紹介するコンセプトは、スケールがそのまま平行に半音上下するものです。 ドリアンに使ってみる リディアンに…