連休の前半は雨に降りこめられることがわかっていた。 ならばとこれを機に部屋の片づけをしようと決めてもいた。 これまで手付かずにしておった押し入れがあってだな。 それはドラえもんでおなじみのこれぞ昭和といった上下二段式のしつらえであり。 捨てるに捨てきれなかった我が半生の未練やらケツ青き焦燥やらを事あるごとにそこへと追いやってきたのであーる。 もおね、ぎゅうぎゅうだ。 それだけに省みるのも億劫で、 なおのこと放置してしまい、 というか単に向き合うことから逃げつづけてきたのに過ぎないのだけれど。 そうはいってもだ、それらのブツが押し入れの奥でワインのごとくに熟成されることはなく、 さらさらなく、 …