水曜22時45分。普段なら翌日の仕事に備えてとっくに寝ている時間だが、メーカーズマークのロックを片手に「interlude 美しい彼番外編集」(凪良ゆう)の余韻に浸っている。 interlude, それは間奏。原作至上主義なところがあるから、正直TVドラマ化の話にはあまり食指が動かなかったのだけど、本書のあとがきでちらついたシリーズ4作目の予感には心が踊る。 どこまでも気高く、美しい清居。そんな彼を神のごとく拝み奉る、きもい、うざい、底辺の平良(けど実は隠れイケメンで、カメラマンとしての才能アリ)。 通称、平清(ひらきよ)を知ってから、もうこれ以上推せるCPはいないんじゃないかと絶望と幸せを同…