かつてソフトウェア開発が「自家薬籠中」のもので、ソースコードを部外(&社外)に持ち出すことがあり得なかった時代には、多くの企業で同じようなコードを書く社会全体では非効率なことが行われていた。これを改善して、皆が使えるコードを公開し合ったのがオープンソース・ソフトウェア(OSS)。 自分で書いていないコードを利用するのが、今では当たり前になっている。効率的ではあるが、その結果自社製品に組み込まれているソフトウェアの由来を管理する必要が出てきて、割合見過ごされがちである。管理がおろそかになると、 ・ライセンス違反をしていることに気付かない ・問題(バグ等)があるプログラムを使用していても見逃しがち…