国連はAIを核兵器並みの「危険な兵器」と捉えていて、今年2026年までに禁止規定を作りたい(*1)と専門機関を設置している。しかしただでさえ無力を伝えられ、議論に時間がかかる国連がそのような規定をつくれる見込みは多くないし、2026年までに事実上のAI兵器が戦場を闊歩し始めるのは明らかである。 かつてはSFの世界だった無人兵器も、21世紀になると現実味を帯びてきた。SF小説が「Science Fiction」から「Science Fact」に替わったこともあり、現実ともSFともつかぬミステリーが生まれた。例えば航空冒険小説家デイル・ブラウンは、2002年発表の「幻影のエアフォース*2」で、戦闘…