1980年代に入ってからのChicagoは、David Fosterをプロデューサーに迎えて大ヒットした「Hard To Say I’m Sorry(邦題:素直になれなくて)」をはじめとして、アダルトコンテンポラリーなバラードをシングルとして送り出すようになるのですが、それに伴って外部のライターを起用することも増えるようになってきて、その点が評価の分かれるところではありますが、この時期のバンドイメージを形作る親しみやすいポップソングを送り出したからこそ、バンドを存続させることができたのは間違いはないと思っています。 1984年のアルバム Chicago 17 をもって、当時の「Chicagoの…